花柳芳五郎（後の楽瞠、その後に壽晃）の長男として生まれる。幼少の頃より父、壽晃につき日本舞踊を学び、５世 花柳芳次郎師（故、２世 花柳壽應）に師事する。
　また、仁左衛門歌舞伎や高田浩吉主演作品に子役として出演。
　林流創始者、林　又一郎没後に望まれて16歳で芸養子となる。
　義兄にあたる、林与一の勧めで、舞踊だけでなく芝居にも出演する様になり、東宝歌舞伎（長谷川一夫主演作品）や美空ひばり公演にレギュラー出演する。
　以降、山本富士子、朝丘雪路、藤山寛美、藤山直美、水前寺清子、舟木一夫、細川たかし、氷川きよし公演など多くの舞台に出演している。
　舞踊家として、林流分家として、日本舞踊協会東京支部中央ブロックに所属し舞踊華扇会などの舞踊会に出演。
　東京、大阪、京都、徳島にて門弟の指導にあたるほか、振り付けの仕事も多い。